本当に死にそうになった体験談はありますか"
どうも、おはこんばんにちは。
最近、凄い頻度で『悪夢』を見るようになった影猫ことSakutoだ。
今回は、『2人1組で記事制作企画』の第2弾は、俺 SakutoとTubasaがお送りするぜ。
今回は、俺達が話すのは今から約6年前の出来事のことだ。(今回は、俺とTubasaの体験談)
それでは、説明をどうぞ。
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《Main characters and Description》
Tubasa/翼颯➩あつ森学園 高等部に通う1年生。
成績優秀で、クラスの評議員を務めていた。
"恐怖の王様ゲーム"でゆういつ生き残った参加者の1人。
Sakuto/朔斗➩あつ森学園 高等部に通う1年生。
かなり、大人しめな性格で全体的に一歩引いた所にいた存在。クラスの学級委員長。
"恐怖の王様ゲーム"でゆういつ生き残った参加者の1人。
《About the story》
平和に高校生活を過ごしていた主人公達。
ある日を境に、クラスメイトのブーケが学校に来なくなった。学校側は、『いじめ』があったのではないかと判断するが、ブーケの親が頑なに拒否している。
そして、2学期のある日の朝の出来事。
"王様"と名乗る人物から、謎のメールがクラス中に届いていた。
それも、主人公達だけのクラスだけに。
『誰かのイタズラだろ』と、半信半疑思っていて、面白がって命令を実行してしまう。
このことが、後に事件に繋がるとは知らずに___
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〜急ぎめの報告〜《俺 Sakuto視点》
Sakuto/朔斗『遅れてすみません…』
現在の時刻は、午後の5時頃。
俺は、今日会社で行った会議の反省をする為に、リモートワークで反省会を開いていた。
見ての通り、俺は高校卒業後に、すぐに家を出たので、まだ生活には慣れていなかった。
3年経った今も、中々生活に浸っていない。
俺が、チャットルームに入ると、既にメンバーは集まっていた。
上司『零月で最後かな?』←零月とは、俺の苗字
山田『そのようっすね。始めますかね。』
俺と、ほぼ同じ時期に入社した山田という男性は、俺より物覚えが良く、入社してから1年目でお墨付きを頂いている。
今では、山田なしではやって行けないんだとか。
社員『それでは、反省会をしましょう。』
俺は、椅子を座り直し気を引き締めて反省会に臨むことにした。∠(`・ω・´)
〜上司の失敗〜《Sakuto視点》
上司『そーいえば、この前の会議の時は焦ったなぁ…俺が、時間通りに部屋に入ったのに、誰もいなかったときのこと。時間を確認したら、この次の時間だった時よぉ…ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)アハハ』
そういえば、そんなこともあったような気がする。
山田『そういえば、そんなときありましたね〜ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)アハハ
…あの時、嶋山さんディスクの上にあった書類、忘れてなかったですか?』←嶋山とは俺の上司の名前
Sakuto/朔斗『んまぁ、嶋山さんらしいって言えばらしいですよね。≧(´▽`;)≦アハハハ・・・
そういえば、前にもありませんでしたっけ?』
俺は、色々な観点から上司のことを思い出させる。
社員『えぇ…さすがに、ド忘れにも程がありますよ…(´・ω・`)』
これには、社員一同が笑い出す。
そんな、楽しい反省会はあっという間に過ぎていった。
〜突然の来客〜《Sakuto視点》
会議も終盤になった頃。(時刻は、大体8時頃)
ピーンポーンピーンポーン
インターフォンが鳴った。
俺は、マンションの6階に住んでいるため、チャイムを鳴らすには、俺の家の前まで来ないと行けない仕組みだったのだ。
俺は、どうしたらいいのか分からず、慌てずにいると、上司が一言…『零月、行ってこい。』
と言ったので、俺は『失礼します』とリモートを切り、玄関に向かった。
〜走り込んだ先〜《俺 Tubasa視点》
Sakuto/朔斗『Tubasa?一体、どうしたんだ?』
俺が、扉を開けるとSakutoが驚いた表情で立っていた。
そりゃあ、当然か。理由を知らないんだから。
俺は、言葉を発するが…声があまりの事で、出せない。
Sakuto/朔斗『…んまぁ、中入れよ。』
Sakutoは、何かに察したのか、俺を部屋の中に入れてくれた。
〜俺が慌てる理由〜《Tubasa視点》
Sakuto/朔斗『聞いてやるから、ゆっくり話してみ?Tubasaの考えがまとまってからでいいから。』
Sakutoは、そう優しく言ってくれた。
俺は、頭の中で整理してSakutoに話すことにした。
Tubasa/翼颯『…王様ゲームって覚えてる?』
俺はそのままを伝えるか、要点を伝えるかで悩んだ。そして、結論は…そのままを伝えることになった。
王様ゲーム___とは、俺とSakutoが高校1年の時に、体験した思い出したくない思い出___
Sakuto/朔斗『…その話、あとできいてもいいか?』
Sakutoは呟いた。たしかに、この場で言うのは間違いだったかも知れない。
Tubasa/翼颯『あぁ…悪ぃ。』
結局、この話はあとですることにした。
〜泊まりの提案は大成功〜《Tubasa視点》
Tubasa/翼颯『そういえば、少しの間…泊まっていいか?さっきの事について、少し聞きたくて…』
Sakutoは、少し考えてこう言った。
Sakuto/朔斗『…あぁ、全然いいぞ。隠してても、無駄だからな。それにしても、久しぶりの来客だからなぁ…( ´꒳` )
久しぶりに、頑張って料理するぜ!』
とりあえず、許可が出たので一安心した俺。
Sakutoが淹れてくれた珈琲を1口飲む。
久しぶりに飲む珈琲は、苦かった。(最近は、ワインや麦酒ぐらいしか飲んでなかったからかな?)
そして、俺達は軽く食事を済ませたあと、過去について振り返ることにした___
※次から、過去についてをまとめています。苦手な方は、ここで見ることをやめてください。m(._.)m
それでは…俺とSakutoの過去をどうぞ。
〜急に変わった日常〜《Sakuto視点》
これは、俺とTubasaが高校1年生の時。
ある日を境にして、クラスメイト___ブーケが来なくなった。
学校側や、俺達は『いじめ』の可能性を考えたのだが、それは見事に違っていた。
自殺でもない…一体なんなのか?
俺達は、全くの検討が付かなく、その事件はお蔵入りになってしまった。
グルミン『ブーケちゃん…。゚∵・(ノД`)∵゚。
また一緒に、遊ぼうねって言ったばっかりだったのにっ…なんでっ…』
グルミンと言う少女は、今回の事件の被害者__ブーケと、大の親友だった。
フランソワ『い、一体…何があったのかしら…?( 。>﹏<。)』
学校側曰く、『自殺』をしたのではないかと、捜査を進めている…だそうだ。
〜学校報告〜《Sakuto視点》
アポロ『…はぁ…ブーケは、今日も欠席か。
お前達、何か知らないか?』
アポロ先生は、ため息を付いて出席簿を閉じる。
そして、今日__また悪夢の時間が始まってしまう。
ピロンッ…ピーンポン…ラインッ…
多分、王様ゲームの命令内容だろう。
携帯の通知音が鳴る。(なんか、1つ違う音が聞こえてきたけど…)
アポロ『スマホはいじってもいいけど、ちゃんとマナーモードにするようになー。あと、授業中はいじらないこと。それじゃあ、授業頑張ってくぞー』
それだけ言うと、アポロ先生は教室を出ていった__
それから、俺達は昼休みまで集中して授業を受けることが出来た。
〜王様から届いたメール内容〜《Sakuto視点》
〈命令1 クラス全員で、風神翼颯とクリスチーヌで人気投票を行え。〉
投票数を多く獲得した者は、罰ゲームを回避することができる。なお、投票数が少なかったものに罰を与える。罰は"首切り自殺"
チャス『お、おい…早速、Tubasaが標的にされてるぞ…:(´◦ω◦`):』
フランソワ『それを言うなら、クリスチーヌも標的にされてるわよ…:(´◦ω◦`):
しかも、人気投票って何よっ…』
キャラメル『と、投票って…いつ頃、行えばいいのでしょうか…』
ジャック『…昼休みは数分しかないし、放課後まで…投票を考えた方がいいんじゃないかな。
簡単に言えば…今は、顧客集め…みたいな?』
ジャックの言っていることは、具体的過ぎて全く分からないが…とりあえず、Tubasaかクリスチーヌのどちらかを選ぶしかない。
〜2人の意志〜《Tubasa視点》
Sakuto/朔斗『…んで、Tubasaとクリスチーヌはどうするんだ?2人が、この投票をするって言うのなら、俺達は止めない。
なんせ、こっちも命が掛かってるからな。』
Sakutoはそう言った。たしかに、俺達の命は俺達自信が握っている___と、伝えたいのだろう。…いいさ、やってやろうじゃないか。
Tubasa/翼颯『…いいぜ。俺は、この人気投票を行うことを決める。死にたくないからな。』
俺は、覚悟を決めた。遊びではなく、本当のこと。俺は、強い意志を固めた。
クリスチーヌ『アタイもやるもんっ…ブーケちゃんの仇を取ってみせるっ…!』
どうやら、俺とクリスチーヌは意志を固めたようだ。
シベリア『…んで、いつ頃投票するんだ?』
ジャック『さっきも言ったけど…放課後の方が、いいと思う。
みんな投票しないと、僕達まで罰を受けてしまう。それに___』
ジャックは俯き、表情を固める。
俺からだとあまり見えないが、恐らく涙を堪えていると予想した___
〜投票数を多くするために〜《Tubasa視点》
5限目の休み時間。
俺のところに、Sakuto・シベリア・チャスがやって来た。
実はこの3人を信じていた。
なぜなら、高校に入ってすぐに仲良くなった人達だったから。
Sakuto/朔斗『Tubasa、俺達を信じていてくれ。俺は、必ず投票する。』
シベリア『それを言うなら、俺もだな!(๑•ㅂ•)و✧
大切な仲間を見捨てるワケにはいかねぇ!』
俺は、涙が流れそうになる。
チャス『オイラもだ!転校して、すぐに話しかけてきてくれた友達を見捨てたくないんだっ…!』←チャスは、転校生の設定(高校1年の夏休み頃に転校してきた)
Tubasa/翼颯『…俺は、信じてる。
3人が、俺に投票することに。そして、必ず…この王様ゲームに生還してみせるっ__』
そう、心に誓ったのであった。
〜女子メンバーも必死に…〜《Tubasa視点》
クリスチーヌ『みんなっ、お願いっ…アタイに投票してっ!アタイまだ死にたくないっ…!』
俺ともう1人の指定者___クリスチーヌも、負けずと投票数を多くしようと必死だった。
ジャック『もちろん、僕はクリスチーヌくんに投票するよ。女性の君には、残って欲しいからね。』
男子よりも、女子思いなジャックと仲良くしている女子はクリスチーヌに票を入れるようだ。
キャラメル『私も、もちろんクリスチーヌさんに票を入れます。女子メンバーが減るのは本当に心残りになってしまうので…』
グルミン『アタイも入れるっ…これ以上は嫌っ…!』
こっちもこっちで、意思が固まっているようだ。
〜ただ1人 考えのまとまらない___〜《Sakuto視点》
フランソワ『妹を救うか、Tubasaくんを救うか…どうしよう。決まらない…』
俺達の後ろで、ただ1人___フランソワが、意見を固めずに悩んでいた。
どっちかを助けるかで、今後の状況(物語)が変わる。
確率は、2分の1___そして、フランソワは自席を離れる。
フランソワ『…決めたわ。』
そう、言った___
〜ついに結果発表〜《Sakuto視点》
キャラメル『それでは、投票結果を発表しますね。』
投票結果は、書記のキャラメルが読み上げることになった。
一体、フランソワがどっちに入れたか…
Tubasaかクリスチーヌのどちらかが死ぬ。なんで、それで分かる…だって?
…ははっ。それは、簡単な事だ。
俺達___現在、この教室には9名の生徒。
つまり、Tubasaに4票・クリスチーヌに4票入れたとしても、奇数の生徒ではかなりの差が出てしまう___そういうことだ。
キャラメルは、箱に手を入れ紙を開封させていく。
キャラメル『クリスチーヌさん、Tubasaさん、Tubasaさん、クリスチーヌさん、Tubasaさん、Tubasaさん、クリスチーヌさん、クリスチーヌさん、Tubasaさん。』
そして、ものすごい速さで綺麗な字をノートに書いていく。
若干の差であったけど、Tubasaの方が多かったような気がする。
キャラメル『…発表します。Tubasaさん…5票。クリスチーヌさん…4票。』
まさかの1票差だった。
あぶねぇ…まじでギリギリすぎた…
すると、全員のスマホに通知が来た。
〜投票結果〜《Sakuto視点》
〈結果:風神翼颯が、この投票を制した。よって、票の少ないクリスチーヌに罰を与える。END〉
キャラメル『…以上で、投票を終わりにします。』
キャラメルは、丁寧に投票箱を潰し始めた。(ダンボールで作った小さな箱だったから)
Tubasa/翼颯『か、間一髪だったけど…なんとか…勝てたのか?』
どうやら、勝てたようだった。
…でも、勝てた気がしない。…一体、それは何故?
クリスチーヌ『なんで…っ…なんで、アタイが…?この価値があるアタイがなんでっ…?』
クリスチーヌは、ひたすら呪文の様にそう言っていた。時には、発狂して泣き叫んでいた。
それから先の記憶は、全く覚えていない___
《Sakuto&Tubasaの過去 END》
〜過去を振り返って〜《Tubasa視点》
そして俺は俯き、何かを考える。
この1週間、短くて長く感じた。
そしてこの1週間で、最初の犠牲者___ブーケを含め、8人がこの世を去った。
葬儀の時、クリスチーヌとフランソワの残った子供達、ひたすらに泣いてたよな。
そして、他のクラスメイトの親も。
何があったのか分からず、親を残して子供は死んでいく___
親は、そんな気持ちで思いを繋いでいくしかない。…それが、本当に辛かったと思う。
あのあと、俺とSakutoは夕食を食べて部屋に戻ることにした。
ちなみに俺は、Sakutoの兄が使っていた部屋を提供した。(Sakuto曰く、片付けが苦手らしいから代わりにして欲しいと…)
〜部屋に戻って〜《Tubasa視点》
Tubasa/翼颯『…もう、戻れないんだよな。』
現在の時刻は、深夜を回っていた。
俺は、眠れずに1人___テレビの電源を付けて、深夜番組を眺めていた。
現実に向かって、前に行くことは出来るが、過去に戻ることは出来ない。
王様ゲームで失った仲間を、元に戻すことも出来ないのだ。
もちろん、今回体験した出来事も…
そんなことを考えていた。
ピロリンッ…
俺のスマホが鳴る。…この通知音は、メールか?
…いや、そもそもこの時間には誰とも連絡はしてないはずだ。…それじゃあ、これは一体…?
ちなみに、王様ゲームが終わって以来、俺はメールアプリを触っていなかった。
一体、なんだろう…とメールアプリを開く。
〜王様ゲームの再挑戦?〜《Tubasa視点》
メール画面ですみません…m(._.)m
俺は、驚いて声を上げそうになった。
…たしか、Sakutoの家ってマンションだったっけ。下手に大声を出したら、迷惑になっちまう…
Tubasa/翼颯『…これ、どういうことだよ…
なんで、まだメールが届くんだ…:(´◦ω◦`):』
俺は、怖くなった。
…もう、あの時の日は断ち切っている。
それなのに何故?
また、あの辛い日々を体験するのか?
Tubasa/翼颯『今夜は、寝られなさそうだな…』
俺は1人___また、一言と呟いていた。
そして王様の正体は、未だに謎のままであった___
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ってことで、俺 影猫と風猫 Tubasaの合作は以上だ。今回は、第1弾と比べたら『長編』になってしまい、申し訳ありません…m(._.)m
小説バージョンや、ドラマを見ながら再現したので、かなりの長編になりました…(´・ω・`)
それでは、最後にTubasaからの一言。
風猫/Tubasa『今回は、Sakutoと初の合作を作ってみました。個人的には、とても満足できる合作作品が出来たと思います。(ㅅ´∀`*)』
第3弾は、SuzuとMaiの予定だ。
それでは、長らくご閲覧ありがとうございました。m(._.)m
◇◆◇◆影猫/Sakuto&風猫/Tubasa◇◆◇◆